愛知県豊橋市の養鶏場のニワトリが高病原性鳥インフルエンザに感染した疑いのあることがわかりました。

愛知県 大村秀章知事
「ただちに殺処分の防疫措置をとる必要がある」

愛知県によりますと、きのう、豊橋市内の養鶏場から「ニワトリの死亡が増えた」との連絡が県の家畜保健衛生所にありました。

13羽のニワトリを簡易検査したところ、6羽から陽性反応を確認。その後の遺伝子検査でも、高病原性鳥インフルエンザへの感染が疑われる結果が出たということです。

これを受けて、愛知県はこの養鶏場で飼育されているおよそ31万羽の殺処分を決定し、けさから作業を始めています。また、防疫措置が完了するまで、発生農場の半径3キロメートル以内で卵や鶏肉の出荷が制限されます。