介護について学んでいる宮崎県日南市の高校生が、小学生に介護の魅力を伝えました。

日南振徳高校で行われた「介護の授業」。
福祉科の2年生が、南郷小学校の6年生に介護の魅力を伝えました。

高校生たちは、体の機能を維持・向上させるための方法やコミュニケーションの大切さを、クイズやレクリエーションを通して、小学生に伝えました。

また、介護をする側、される側、両方の立場を知ってもらおうと、車いすの体験も行われました。

(高校生)
「介護で大切にしていることは、利用者の反応や表情を見逃さないこと」
(小学生)
「高齢者に声をかけることが大事だとわかった。声をかけるときに笑顔で声をかけることを学んだ」

県内で介護職に就いている人はおよそ2万人と、必要とされる人数より2600人ほど不足していて、県ではこのような機会を通じて人材確保につなげたいとしています。