来年春のセンバツ甲子園を目指す県高校野球の秋季大会。夏の甲子園王者、沖縄尚学も接戦を繰り広げる、ベスト4が出揃った。

夏春連続の頂点を目指す沖縄尚学は、名護との準々決勝。沖縄尚学は、甲子園優勝左腕・末吉良丞を初回から打線が援護し、5回を終えて5対1とリードを広げたところで、夏の甲子園で成長を見せた右腕・新垣有絃に継投。
しかし、名護の反撃を受け、6回、7回と1点ずつを返されると8回。2安打を浴び、3塁1塁の場面で名護の9番・伊波俊季に内野安打を許し1点差に迫られる。その後も満塁と、一打逆転の大ピンチを迎えたが、2番・小濱裕雅を抑え、逃げ切った。これで沖縄尚学は九州大会進出へ王手をかけた。
▼沖尚・新垣有絃投手
「絶対抑えてやるという気持ちで投げました」「九州の切符を取れるようにまたチーム全員一丸となって戦っていきたい」

このほかの準々決勝はエナジックスポーツ、日本ウェルネス、KBC高等学院が勝ち進み、いずれも私立校がベスト4進出となりました。
秋季大会は今月12日までで、決勝戦の模様は12(日)午後1時から、RBCiラジオで生中継します。