静岡県御殿場市にある陸上自衛隊富士駐屯地は、無断で2日欠勤した50代の自衛隊員を、10月7日付で懲戒処分にしました。

停職2日の懲戒処分を受けたのは、富士教導団本部付隊に所属する50代の1等陸曹です。

富士駐屯地広報によりますと、1等陸曹は2021年5月27日、朝の勤務開始時間になっても出勤せず所在不明になり、その翌日の5月28日午後7時過ぎに捜索中の隊員に駐屯地の外で保護されました。

この1等陸曹は誰にも何も告げずに連絡が取れない状態になっていたということで、無断欠勤した動機については「私的な悩みがあった」と話し、「深く反省している」ということです。

富士教導団本部付隊長の武田隼人3等陸佐は「このような事案が発生し大変遺憾です。再度、全隊員に遵法精神に関する教育及び服務指導を行い、再発防止に万全を期して参ります」とコメントしています。