鹿児島県警はきょう6日から暑さ対策として新しいタイプの制服の試験的な運用を始めました。

(記者)「外の気温が30度とあり、わたしは汗がだらだらなのですが、警察官の方は汗を1ミリもかいてないです」
強い日差しが照り付ける中、涼し気なこちらの警察官。制服にある秘密が隠されています。
6日から県警が試験的な導入を開始したのが、ポロシャツと冷却ベストの着用です。

通気性に優れた服と、冷気を体に送り込む2つの効果で、屋外で活動する警察官を暑さから守る狙いです。
(鹿児島中央駅前交番 塚田颯太巡査)「風通しが非常にいい。暑い日が続いて大変だったが、これがあれば乗り越えられると思う」

暑さ対策以外にも、ポロシャツならアイロンがけも必要ありません。
ポロシャツ型の制服と冷却ベストは、鹿児島中央駅前交番の11人が今月いっぱい試すということで、県警は、来年以降の本格的な導入を目指すとしています。