台風22号は6日午後9時時点で、小笠原諸島・父島の西南西およそ240キロの海上を、1時間に15キロの速さで北西に進んでいます。台風は進路を北よりに変える見込みで、気象庁は8日から10日ごろにかけて西日本から東日本の太平洋側に影響が出る恐れがあるとしています。
気象庁によりますと、台風22号は6日午後9時時点で、中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から55キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、中心から東側330キロ以内と西側220キロ以内が風速15メートル以上の強風域となっています。
この後、台風22号は発達しながら、7日は北西に進み“強い台風”となり、8日には北よりに進路を変えて、さらに発達して“非常に強い台風”となる見込みです。9日には最大瞬間風速65メートルと予想されています。
その後は東よりに進路を変えて、速度を上げながら太平洋側を進み、10日には日本から離れる予想となっています。