サッカー・明治安田J1リーグ『アルビレックス新潟』は、J1残留が極めて厳しくなっています。
4日午後にホームのデンカビッグスワンスタジアム(新潟市中央区)で行われた、『ファジアーノ岡山』との一戦。
J1残留に向けて“勝利”が必要なアルビレックス新潟は、前半24分にファジアーノ岡山のFW一美和成に先制ゴールを許して折り返します。
そして、後半22分。
MF島村拓弥のヒールパスを受けたボランチのMF新井泰貴がクロス。それをMF奥村仁が頭で切り返すと、もう一人のボランチ・MF白井永地がシュート!
【アルビレックス新潟 MF白井永地選手】
「僕と新井の2人がダブルボランチですけど、2人でゴール前に入って…」
「リスクを背負ってでも、得点をとらないといけないので」
【アルビレックス新潟 MF新井泰貴選手】
「何としても取り返したい気持ちで、ゴールに関わりたいという気持ちで、入って行った」
執念で追いついたアルビレックス新潟でしたが、その後は得点を奪えず、残念ながら1対1のドローのままで試合は終了。勝ち点は1にとどまりました。
【アルビレックス新潟 MF白井永地選手】
「ハーフタイムに選手が思ってることの意見交換もたくさんありましたし、ぶつかるシーンもありましたけど、全員が勝ちたいからそういうシーンが自然と生まれる。これをスタンダードにして、次の試合で必ず勝ちたいと思います」

14試合連続白星なしのアルビレックス新潟と残留争いをしているのは、『横浜F・マリノス』、『横浜FC』、『湘南ベルマーレ』、『アルビレックス新潟』の4チームに絞られてきました。このうち残留できるのは1チームです。
残り5試合で他の3チームが全敗すると仮定すると、アルビレックス新潟は2勝3分けで勝ち点では並びますが、得失点差が厳しいため、最低でも3勝1分けが必要です。
まずは目の前の勝ち点3を取るべく、次節・18日(土)は午後2時から、アウェーの味の素スタジアムで『東京ヴェルディ』と対戦します。