衝突・脱線事故のあった東急田園都市線は、いまだ復旧のめどは立っていません。現場から最新情報です。

事故発生から18時間が経とうとしています。少し暗くなり始め、駅や街灯に明かりがともり始めていますが、事故を起こした車両はそのままになっています。

脱線した回送列車の脇に作業員が黄色い箱を置くのが確認できました。こちらからは中に何が入っているのか確認はできていませんが、何らかの作業に使われるものとみられます。

列車は運輸安全委員会から移動の許可が出るまでは動かせず、いまも田園都市線の渋谷駅から鷺沼駅の間などでは運転ができない状態が続いています。これにより、沿線の一部高校や大学では、授業が休講するなどの影響も出ているということです。

また、この事故を受け、国土交通省は先ほど、東急電鉄に原因究明を指示したほか、再発防止策を講じるよう警告文書を出しました。