5日石川県小松市の山間部で土砂崩れが発生し30代男性1人が巻き込まれました。6日朝捜索が再開されましたが現在も発見に至っていません。
記者リポート「午前7時過ぎです。土砂崩れから一夜明け、捜索が再開され捜査員が次々と現場に向かっていきます」

5日午前9時半ごろ、小松市金平町で土砂崩れが発生し、県外から訪れていた20代の男性が大けがをしたほか、一緒にいた30代男性の行方が現在も分からなくなっています。

6日は午前7時過ぎから男性の捜索が再開され、警察と消防約40人が現場に入りました。

地元の人によりますと現場の山はかつて水晶などの鉱物が多く採取され、警察によりますと搬送された20代男性が「水晶を探している途中で土砂崩れにあった」と話しているということです。

近くに住む人「県外ナンバーがしょっちゅう来てる。孫には上のほうに絶対行くなと言っている。危ないので」

小松市によりますと鉱物を無断で持ち出すことは条例に違反するということです。

現場は小松駅から南東に約7キロの山間部で、消防によりますと、もともと石が転がり、崩れやすい場所だったということです。