犯罪の被害にあい、苦しんでいる人たちの支援に理解を深めててもらおうと、街頭活動が行われました。

「事件や事故の被害は決して他人事ではありません」

10月3日は、「犯罪被害者支援の日」で、被害にあった人や家族の苦しみに心を寄せ、社会全体で支える大切さを知ってもらおうと定められました。

鹿児島中央駅前ではかごしま犯罪被害者支援センターやボランティア団体、警察など合わせておよそ25人が、パンフレットを配りました。

センターに寄せられた相談件数は、昨年度は1773件で、このうち性的被害の相談が最も多く1191件でした。

ことしも8月末現在で、相談の8割近くを占めています。
年月が経ってからの相談や、子どもが被害にあうケースも多いということです。

(かごしま犯罪被害者支援センター 永家南州男事務局長)「困っている方がいらっしゃったら温かい手を差し伸べていただいて共に支えあって安心して生活できる社会を作っていければ」

相談は、かごしま犯罪被害者支援センター、電話099-226-8341で、火曜日から土曜日の午前10時から午後4時まで無料で受け付けています。