宮城県栗原市では、クマに襲われ行方がわからなくなったと見られる女性の捜索が続いていますが、発見には至っていません。

宮城県栗原市の栗駒山では、10月3日、キノコ採りに入った志水春江さん75歳が、クマに襲われて死亡、一緒にいた70代の女性も行方不明となっています。

警察は、6日朝から捜索を再開していますが、危険なため、山林の奥深くには入れず女性の発見には至っていません。

また、栗原市は6日にクマの捕獲に向けて箱わなを新たに一か所設置したということです。

県内では、クマの出没や目撃が相次いでいて、5日午後、加美町でも川岸を歩くクマ1頭が目撃されています。

目撃した男性:
「のそのそと警戒する感じもなく、何か餌でも探しているのか、ゆっくり歩いていた。ニュースではよく見ていたが、まさか自分が見ることになるとは、びっくりしましたね、怖かったです」

4日には、大崎市鳴子温泉鬼首で自宅の庭で農作業していた70代の女性がクマに襲われ、けがをしています。警察が警戒を呼び掛けています。