セクハラ問題を受け、市議会から不信任決議を可決された沖縄県南城市の古謝景春市長が6日午前、市議会に議会の解散を通知しました。

南城市の古謝市長は、先ほど市議会の中村直哉議長と面談し、市議会の解散を通知しました。

その後、取材に応じた古謝市長は「辞職はしません。やっていないからです」と述べ、身の潔白を主張しました。

古謝市長をめぐっては、職員に対するセクハラなど一連の問題で市政を混乱させたとして、市議会が不信任決議案を可決したため、6日までに議会の解散か辞職かの判断を迫られていてどちらも選択しない場合、自動失職となっていました。

議会の解散によって南城市では今後、40日以内に市議会議員選挙が実施されることになります。

市議らは猛反発

自らのセクハラ問題に起因して市政を混乱に陥れたにも関わらず、古謝市長が議会解散を選択したことに対し、野党・中立の南城市議は連盟で抗議声明を出しましたた。

解散通知は「市長自身の保身のための解散請求権乱用」、「自らの不祥事をごまかす外道の所業」だと厳しく非難しています。