自民党の総裁選挙が4日行われ、新たな総裁に高市早苗前経済安全保障担当大臣が選ばれました。県内の党員票は小泉進次郎農林水産大臣がトップでした。

自民党の総裁選は、1回目の投票で1位となった高市氏と2位の小泉氏の2人による決選投票にもつれ込みました。

小泉氏の祖父の出身地である南さつま市加世田小湊では、小泉氏と親交のある住民が決選投票を見守りました。

決選投票の結果、高市氏が185票、小泉氏が156票で、高市氏が新たな総裁に選ばれました。女性の総裁が誕生したのは初めてです。

(小泉家と親交のある 當房公夫さん(78)「内閣総理大臣として小泉氏をお迎えする機会が絶対あると思う、これからもまた頑張ってほしい」

自民党鹿児島県連では、県内の党員・党友あわせて1万905人が投票し、開票の結果、小泉氏が4726票を獲得し、トップでした。投票率は65.52%と去年の総裁選を5.0ポイント上回りました。