■現場にはタイヤパターンが残っていた

当初からドリフトのような走行をしていたとみられていたこの行為。当時の写真には、実ははっきりとタイヤの痕跡が残っている写真がありました。

これはタイヤに付着していたであろう泥と思われる画像。男はRV車に乗って暴走したことが分かっていて、状況と合致しています。

さらに、公園内をよく見ても、タイヤパターンが分かる痕跡がそこかしこに。これは逃げられるわけはない、と思ったものです。

山辺町からの被害届を受けた警察が調べを進めたところ、聞き込み捜査や情報提供などから男が関与している疑いが強まり、警察が逮捕しました。

わかりやすい痕跡が多くあったとしても、裏付けは相当難しく慎重さが必要です。数か月たっての逮捕は、警察のお手柄と言っていいのではないでしょうか。

逮捕された男は容疑を認めているということです。

男の身柄は山形地方検察庁に移されました。今後さらなる調べが進められます。