必要な予算は2000万円以上

(田尻怜也記者)
「厳しい財政運営に立たされている『まつりのべおか花火大会』。市民はどう考えているのでしょうか?」

(延岡市民)
「(花火大会が)なくなるのは寂しい。(資金調達が厳しいのは?)知らなかった」
「小さい時に両親から連れて行ってもらって、記憶として残っているので、続けてほしい」

花火大会の開催資金は、市の助成金や企業の広告協賛金で調達しているが、必要な予算は2000万円以上。
それでも足りないため、実行委員会は今年初めてクラウドファンディングに挑戦している。

(まつりのべおか実行委員会 森川 誠 委員長)
「非常に集まりが悪いというのが現状。ホームページの方から見ていただいて提供いただけると幸い」

クラウドファンディングは4日午前11時まで募っているが、目標の1000万円にはまだほど遠い状況だ。

また、地道な取り組みも続いている。

(田尻怜也記者)
「延岡市の企業事務所前にもこのように『花火募金箱』が置いてあります」

この「花火募金箱」での資金調達は、およそ30年前から続けられ、今年は市内350か所に募金箱が置かれている。

(募金箱を設置している 高浜工業・高浜雅俊社長)
「子どものころからいつも楽しみに毎年していたので、微力ながら募金活動を協力している」