コンロにアルコールを注ぎ炎上 18歳の男子生徒に火が燃え移る

判決によると福岡県柳川市にあるハリウッドワールド美容専門学校の教員助手だった篠原翔大被告(25)は、2023年5月24日校内で開催されたバーベキュー大会において、バーベキューコンロの火起こしおよび安全管理等の業務に従事していた。
同日午後0時51分ごろ、篠原被告は生徒・教員が取り囲む中、火のついた木炭が敷かれたバーベキューコンロ内に、アルコールを漫然と注ぎ入れた。
この過失により、木炭の火をアルコールに引火させて燃え上がらせ、その火をコンロ付近にいた18歳の男子生徒の身体および衣服に燃え移らせた。
男子生徒は体幹部・四肢に高度熱傷の傷害を負い、2023年6月6日、久留米大学病院において前記傷害による敗血症に基づく多臓器不全により死亡した。