長野県上田市の養豚場で2日、糞尿が混ざった汚水が流出していたことがわかりました。汚水は近くの排水路に流れ込んだということで、市では、水路での水遊びや農作物への水やりなどに注意するよう呼びかけています。

上田市によりますと、2日午後5時ごろ、上田市常磐城の養豚場で、家畜の糞尿をためておく槽から汚水が流れ出ているのを市の職員が見つけました。

養豚業者に連絡して2時間ほどで汚水の流出は止まりましたが、汚水は施設の南側にある住宅地の排水路などに流れ出たということです。

市では直ちに健康被害はないとしつつ、汚水には大腸菌などが含まれているおそれがあるとして、排水路の水を使った水遊びや農作物への水やりなどに注意するよう呼びかけています。