暑い夏にお世話になったエアコンや冷蔵庫、猛暑グッズ・・・
次のシーズンに気持ちよく使うためにも、きちんと“夏じまい”しませんか?

エアコン掃除はプロの技で

まずは夏に酷使したエアコンの夏じまい。
掃除や家事の代行サービス「ベアーズ」の榑林まりあさんにプロの技を教わりました。

【ストッキング団子】
汚れたフィルターの汚れを簡単に落とせるのが「ストッキング団子」。
使い古したストッキングをはさみで切り、要らない靴下を入れてくるくると丸めます。
フィルターの表面を軽くこすると静電気の力でホコリをしっかりと吸着してくれます。

【軍手雑巾】
複雑な形をしている羽の部分には「軍手雑巾」がおすすめ。
両手にゴム手袋と軍手を重ねてはめ、片方は水に濡らして中性洗剤をつけます。
指先で羽部分を抜いて水拭きし、反対の乾いた方の手ですっと乾拭きすれば簡単です。
指先で感覚が分かるので、窓のサッシの掃除などにも便利です。

終わったら内部クリーン機能や送風運転で内部をしっかり乾燥させ、カビを防ぎましょう。

夏物の衣類は“しまい洗い”

しっかり洗ったはずなのに、次のシーズンになると黄ばんでいる白いシャツ。
衣替えで夏の衣類をしまう前に、繊維の奥に入り込んだ汚れを落としておきましょう。
「酸素系漂白剤」を40℃前後のお湯に入れ、約30分衣類を漬け置きします。あとは普段通り洗濯すればOKです。
洗濯機自体も「洗濯漕洗浄モード」でカビや汚れを落とすのもお忘れなく。

製氷機の水垢を撃退!

色がつくタイプの製氷機クリーナーも便利ですが、実は家にあるものでも製氷機をキレイにできるんです。
それが「お酢」。
「お酢1:水3」の割合で清浄機に入れて、製氷します。
その後、お酢の匂いが取れるまで水で数回製氷すれば洗浄完了です。
水垢はアルカリ性、お酢は酸性のため、中和されて汚れが落ちやすくなります。

ついでに冷蔵庫内の温度も見直し。
食材の量やメーカーにもよりますが、秋冬は設定温度を「弱」にすることで、電気代の節約になるそうです。