「日本の棚田百選」に選ばれている丸森町の棚田で10月3日、地元の高校生が稲刈りを体験しました。

丸森町大張地区の「沢尻の棚田」で稲刈りをしたのは伊具高校で農業を学ぶ2年生と3年生合わせて8人です。

10月3日は、棚田を管理する大槻光一さんの指導のもと5月に自分たちで田植えをした「ひとめぼれ」を機械や手作業で刈り取っていきました。

棚田は山から流れる水を溜めて使っていて2025年は雨が少なく生育が心配されましたが質の良いコメが収穫できそうだということです。

伊具高校の生徒:
「最初は難しかったけど、作る大変さがわかって楽しくなった」
伊具高校の生徒:
「コメの出来は自分なりに結構良いと思う」

伊具高校では5年前から生徒たちが授業の一環として棚田で稲作を学んでいます。10月3日に刈り取った稲は精米した後、12月の収穫祭で味わうということです。