10月2日は「豆腐の日」。
海外からも注目されている日本の豆腐ですが、変わり種など、最前線を取材しました。

「最初は豆腐と思わなくて…」無限の可能性がある“豆腐”

東京・恵比寿にある、豆腐料理の専門店「豆富食堂」は、ランチタイムはすぐ満席になる人気ぶり。

一番人気は、5種類の豆腐料理を楽しめる「豆腐御膳」1540円(※ランチ限定)

存在感たっぷりの「豆腐めし」は、牛肉や玉ねぎ、複数の醤油などを使った濃厚な出汁を5時間かけて染みこませていて、ご飯との相性は抜群!

30代男性
「最初は『豆腐』と思わなくて『角煮』かと思った。ちゃんと割ったら『豆腐』」

20代男性
「濃すぎず、やさしい味なので、バクバク食べられます」

さらに、ディナー限定の「豆腐白湯麺・塩」1430円(※ディナー限定)
見た目は、豆腐を使っていないように見えますが…

豆富食堂 松林俊宏 料理長
「豆腐です。『豆腐を麺状』にしたもの」

干した豆腐を薄くのばして、細切りにした豆腐で作った麺。
圧縮して水分を抜くことで、形が崩れにくくなるんだそう。

記者
「食感はぷりぷりしていて、弾力もあります。豆腐の味が鶏ガラのスープと絡んで最高です」

豆富食堂 松林俊宏 料理長
「(豆腐は)低糖質・高タンパクな食材なので、いろいろな料理に合わせられる。無限の可能性がある」

また、ちょっと変わった豆腐も…

「白子のようなビヨンドとうふ」246円(※参考価格)は、業界最大手の「相模屋食料」が手がけた、まるで白子のような豆腐です。

フグの白子を再現したようで、プルっとした見た目は、まさに白子そのもの。

記者
「濃厚でクリーミーな口溶けです。口の中に磯の香りが広がって、とってもおいしいです」

年中食べられるのも豆腐ならでは!
王道の「白子ぽん酢」で食べるのがおすすめだそうです。