国の基準値を大きく超えるレジオネラ菌が検出されたとして、7月から入浴事業を中止していた米子市にある温浴施設が3日から入浴事業を再開すると発表しました。
3日から営業を再開するのは米子市淀江町にある「淀江ゆめ温泉」です。
7月22日に行われた水質検査で施設内のシャワーなどに使われている湯や水から基準値の2200倍にあたるレジオネラ菌が検出され、施設を所有する米子市は入浴事業を中止して、浴槽や配管の消毒などをおこなっていました。
また、この施設では今年5月にも、6つある浴槽のうち5つの浴槽の水から最大で基準値の620倍のレジオネラ菌が検出され、およそ1か月間入浴事業を中止していました。
この事態を受け、淀江ゆめ温泉はこれまで消毒をしていない温泉水などを常に塩素消毒をするほか、業務マニュアルの見直しをするなどして再発防止に努めるとしています。