去年11月から自転車の酒気帯び運転が罰則の対象となりましたが、福岡での検挙件数が全国ワースト1位となっています。なぜ福岡で検挙が相次いでいるのか、自転車の対策専門チームに密着しました。
深夜の自転車パトロール部隊

「こんばんわ。すいません、ちょっと歩道に上がってもらっていいですか」
9月、福岡市で行われた自転車の取り締まり。取り締まりを行っているのは南警察署のBicycle3、通称「MBー3」です。

警察官
「ちょっといいですか、自転車の方、ここ一方通行なんですよ。自転車も車の仲間なので交通ルールを守らないといけない」「自転車の人止まって、止まって」

去年11月から「ながらスマホ」などが罰則の対象となるのを前に発足したこのチーム。
自転車の事故を防ぐため日々、啓発やパトロールを行っていますが、いま危機感を持っているのが「自転車の飲酒運転」です。

南警察署 交通第一課 福島進 課長
「自転車の酒気帯び運転について昨年11月に厳しくなりましたが、南署管内でもかなり多くの自転車の酒気帯び運転を検挙しております」