県内の造園業でつくる団体が2日朝、鹿児島市の西郷隆盛銅像周辺で植え込みのせん定などをしました。

県造園建設業協会では毎年、9月24日の西郷隆盛の命日を前に西郷隆盛銅像の周辺をきれいにしようと、専門技術を生かしてせん定や清掃のボランティア活動をしています。

今年は天候不良のため9月から10月に延期され、2日は協会に加盟する12社から17人が集まりました。

参加者は全体のバランスを考えながら、はさみを使って植え込みの形を整えたり、葉や枝を切ったりしました。

(県造園建設業協会 間世田吉宣会長)「銅像を中心にして後ろの高い木は背景になるバックボーン。低木の刈り込みはその景色を作るための庭園要素ですので、全体のバランスを見ていただいてこの庭園を楽しんでいただければ」

協会では来年以降も継続して活動を続けていきたいとしています。