高気圧接近で晴れ間広がる

10月1日に雨を降らせた気圧の谷は低気圧とともに東へ離れ、10月2日は日本海方面から高気圧が本州付近に近づいています。この高気圧は乾いた空気を持っているため、宮城県内では基本的に晴れの天気となります。
ただし、上空には10月1日と同程度の寒気が残っているため、宮城県北部を中心に局地的ながら、にわか雨や雷雨となる可能性があります。天気の急変には十分注意が必要です。
10月2日(木)は気温の変化が激しい

全体的には日差しがたっぷりと届き、気温が早いペースで上昇します。仙台の最高気温は昼過ぎに27℃まで上がる予想です。
10月1日は衣替えの日でしたが、最高気温が20℃に届かない地域もあり、昼前後でもジャケットなどの上着がないと肌寒いほどでした。しかし今日は一転して、昼前後は暑がりの方なら半袖でも過ごせるような陽気になりそうです。
一方で、夕方以降は気温の下がるペースも比較的早く、10月2日朝の最低気温は仙台で16℃などと、今朝と同じかやや低くなる見込みです。一日の中での気温変化が大きくなるため、体調管理には十分注意してください。
地域別の詳細予報
仙台市内

概ね晴れの天気が続き、10月1日に大雨になった地域の水たまりもだんだん乾いていくでしょう。湿度は日中40%程度まで下がり、比較的からっとした暑さになります。
名取・県南部

2日朝に弱い雨が降っていた地域も、昼前からは日差しがしっかり届く見込みです。最高気温は10月1日より5℃前後高く、平年よりも5℃程度高くなりそうです。沿岸部の波の高さは1.5メートルの予想です。
石巻・県東部

青空が広がりますが、日中は局地的ににわか雨の可能性があります。石巻周辺では乾いた北西の風が10メートル近くとやや強く吹くことがあるため、軽いものが飛ばされないよう注意が必要です。
気仙沼・県北西部

大気の状態が少し不安定で、鳴子周辺では昼前に、三陸沿岸では昼過ぎから夕方にかけて、それぞれざっとにわか雨や雷雨となる可能性があります。洗濯物の外干しは空模様の変化に注意してください。
注意報発表中

現在、県内全域に雷注意報と濃霧注意報が発表されています。夜遅くまで急な強い雨や落雷、昼前まで霧による視界不良に注意してください。
週間予報:平年より気温高い日続く

この先も高気圧に覆われて晴れる日が多くなりますが、10月6日(月)週は短い周期で天気が変わります。6日(月)と8日(水)は気圧の谷などの影響で一時雨が降る見込みです。
気温は平年より高い日が多く、10月3日も最高気温は広い範囲で25℃以上の夏日となります。その後も24℃から25℃程度まで上がる日が続きそうです。
朝晩は少し肌寒くなりますが、日中は平野部を中心にまだ半袖や夏服の出番が多くありそうです。気温の変化に合わせた服装選びを心がけてください。