地震が相次いでいるトカラ列島を食を通じて応援しようと、島の食材を使ったイベントが始まりました。
悪石島で獲れたカツオのたたきやアジの燻製に、ほろ苦さがたまらない中之島の長命草天ぷら。ローストビーフは、島のパッションフルーツソースが味の決め手です。

きょう1日から山形屋食堂で提供が始まった「トカラ定食」。(1日限定30食・税込2200円)
使われている食材のほとんどが、6月以降、地震が続いているトカラ列島・十島村でとれたものです。7つの有人島からなる十島村の食の豊かさを知り、食を通じて応援してもらおうと企画されました。

(レポーター)「旨味がぎゅっと詰まっていて、一生懸命泳いできたのが分かる。笑香みかんのポン酢でさっぱりおいしい」
ほかにも、大名たけのこや青パパイヤなど十島村づくしの料理を味わった人たちは、応援する気持ちもこめて、そのおいしさを堪能していました。
(客)「おいしい。観光に行きたいけど、なかなか機会がないので、まずは食べて応援したい」
(トカラ定食監修 ルドーム・鹿島匡人 料理長)「トカラ列島を食を通して応援するという意味でも、ぜひ食べてもらって、島の人も元気になってもらえれば」