10月1日は「印章の日」です。
使わなくなったはんこに感謝する供養祭が宮崎市の宮崎八幡宮でありました。

宮崎市の宮崎八幡宮の祭壇に並んでいるのはたくさんのはんこ。
この供養祭は県印章業組合などが毎年行っているもので、1日は組合員など8人が出席しました。

供養祭には、持ち主が亡くなったり、名前が変わったりなどで不要になったおよそ400本のはんこが持ち込まれ、関係者が玉串を捧げました。

そして、本殿前ではんこに火をつけ供養しました。

(宮崎県印章業組合 岩切康祐組合長)
「人生の節目、節目で使うことが多いものなので、印章というものは。そういうものを大事に使われていたということを心にとめながら供養しました」

県印章業組合によりますと、供養祭が始まった1970年には64社が組合に加盟していましたが、現在は9社に減少しているということです。