9月20日から降った記録的な大雨の影響で、一部区間が運転できなくなっているJR根室線は、10月5日の始発から全線で運転を再開します。

 JR北海道・鉄道事業本部 佐藤一朗 運輸部長
「長期にわたって列車が止まっていて、お客様にご不便をおかけしております。復旧工事が完了する見込みが立ち、運転再開日が決まりました」

 JR根室線は、9月20日から21日にかけての大雨で、線路を支える路盤の土砂の流出や流木による線路の変形などが発生し、今も池田駅と白糠駅の間で列車の運転ができません。

 運休の影響は約4万人に及びますが、JR北海道は復旧のめどがついたとして、10月5日の始発から列車の運転を再開することを決めました。

 これで根室線は、全線で運転を再開することになります。