主犯格の男に実刑判決

七戸町の運送会社の元代表・十枝内伸一郎 被告は、2024年1月、町内で知人らと共謀して元従業員の男性に暴行を加えて死亡させ、その後、男性の遺体が入った容器を土に埋めたとして、傷害致死や死体遺棄などの罪に問われていました。

30日の判決公判で青森地裁の藏本匡成 裁判長は「まさに首謀者であって、その責任は共犯者らと比べて格段に重い」としました。

また、犯行の動機にあたる、男性からの嫌がらせについては「被害者が関与したという証拠があるものは少なく、被告人の思い込みにすぎないものも含まれている」「動機に酌量すべき事情は乏しい」として、十枝内被告に懲役14年の実刑判決を言い渡しました。

弁護側は、控訴するか十枝内被告と話し合うとしています。