県警の新卒採用の応募者数が10年前の3分の1程度に落ち込んでいます。
岩瀬本部長は30日、「警察の魅力をアピールしたい」と述べました。
(県警 岩瀬聡 本部長)「警察の魅力を学生や社会に広めていく努力を継続していかなければいけない」

県警の採用試験の応募者数は2015年度にはおよそ800人でしたが昨年度は300人を割り、ここ10年でおよそ3分の1に減少しています。4倍以上あった倍率も昨年度はおよそ半分に落ち込んでいます。
県警は「要因は不明」としたうえで「少子化による受験者の減少や民間企業などとの競合」とみています。相次いだ不祥事の影響かどうかについての質問には…。
(県警 岩瀬聡 本部長)「この1、2年の県警の状況がプラスかマイナスかと言われればプラスではない」
対策として、今年度から大卒の採用試験を年2回に増やしたところ、応募者は昨年度から3割増えたということです。