木の香りに包まれ、親子で遊びながらくつろげる新たな施設が鳥取県米子市に誕生しました。
障がい者の就労支援と地域の子育て支援を結びつけた"木育"の拠点です。
子どもたちが一生懸命木材に色を塗ったり、木のはさみを使って、ここでは美容室ごっこ。
ここは、今年7月、米子市にオープンした木育施設「おもちゃ屋SUN」です。
米子市で障がい者就労支援に取り組むNPO法人「ひまわり倶楽部」では、障がいのある人達と作った木のおもちゃを、これまでイベントやインターネットを中心に販売してきましたが、実際に触れて遊べる拠点としてこの施設を開きました。
おもちゃ屋SUN 曽根大二朗 工場長
「全天候型で安心して親子が遊べる場で、子供が遊べる場所があってもそこで親が疲れてしまってはいけないと思っているので、親もちょっとくつろぎながら、一緒に楽しめる空間を作りたいという思いか作りました」
建物は2階建てで、延べ床面積が約260平方メートル。
ショップのほか、2階には、木育スペースをはじめ、木の車やおもちゃの家づくりなどを体験できるワークショップも開かれます。
おもちゃ屋SUN 曽根大二朗 工場長
「ワークショップっていうことで、うちの商品であります『こびっとハウス』、『こびっとカー』というものを自分の手で作っていただくことができる」