高知県内は日中、からっとした秋晴れの1日となりました。青空のもと、南国市の畑では小学生がダイコンの種まきを体験しました。
南国市西山の畑で種まきを行ったのは、南国市の後免野田小学校の2年生、およそ30人です。この地域で伝統的に栽培されている漬物用のダイコンや、農業に興味を持ってもらおうと農業生産法人南国スタイルが毎年行っています。種が配られると早速、種まきを始めた子どもたち。すべての穴に適切な量の種が入っているか確認した後、一斉に土をかぶせていきます。

「ギュッとやらんでいいきね。かぶして軽くトントンでやってあげたら」

また、機械を使った種まきも体験。子どもたちは手で植える大変さと共に、農業の楽しさを実感できたようです。

(児童)
「(機械は)ちょっと重かったけど、まっすぐできてよかった。大きくおいしく育ってほしい」
「楽しかった。おいしくなってほしい」
(南国スタイル 中村文隆 専務)
「みんな楽しそうに笑顔で種まきをしてくれて見ているこっちも楽しく作業ができました。ふだん何気なく食べている食べ物がどういうところで作られて、どうやって作っているかを少しでも気付くきっかけになってくれたらいいなと作業してもらった」

30日に植えたダイコンは12月に収穫する予定だということです。