航空自衛隊松島基地で使用されていた「ブルーインパルス」の機体を、宮城県東松島市内の道の駅に展示するプロジェクトが進められています。

このプロジェクトに役立ててほしいと、地元企業が100万円を寄付しました。

宮城県石巻市の総合建設業「丸本組(まるほんぐみ)」の佐藤昌良社長が東松島市の渥美巖市長を訪ね、100万円の目録を手渡しました。

東松島市は、2020年の東京オリンピック聖火到着式などで使用され、その後、退役したブルーインパルスを展示するプロジェクトを進めています。

「道の駅東松島」の広場に、航空幕僚監部から無償貸与を受けた1機を、2026年3月までに展示します。

丸本組 佐藤昌良社長
「交流人口を増やすというこの大きなイベントにどのような形で参加出きるかを協議したところ、寄付という形にさせてもらった。機体を間近で見られるという良い機会を作ってもらった」

東松島市は、展示に必要な費用を4000万円と見込んでいて、クラウドファンディングで約3500万円が集まったということです。