愛媛県鬼北町の小学生が、自分達で種もみから育てた、古代米の刈り取りを行いました。

鬼北町立泉小学校は、近くに縄文遺跡があることから、歴史や農業への理解を深めてもらおうと、毎年、古代米を育てています。

この日は児童およそ30人が、今年4月に種もみを撒き5月に田植えをしてたわわに実った「赤米」の稲穂を、鎌で刈り取りました。

そして、作業を手伝ってくれた地域の人たちが手際よく束ね、「稲架」と呼ばれる昔ながらの方法で天日に干しました。

児童
「お米の大切さがわかりました」
 
「一生懸命育てたから、みんなに楽しく食べてほしい」

収穫した赤米は、地域のイベントでおにぎりにしたり、もち米と混ぜ、おもちにしたりして味わう予定です。また、一部は種もみとして保存し、来年に引き継ぐということです