奄美大島で、国の特別天然記念物・アマミノクロウサギの交通事故=ロードキルが、今年も100件に迫っています。
こうした中、奄美市の職員らがドライバーに安全運転を呼びかけました。
「人と動物に優しい運転をお願いします」
これは秋の全国交通安全運動にあわせ、アマミノクロウサギの交通事故=ロードキルも減らそうと行われました。

この日は、奄美市の職員らが、ロードキルが多発している奄美大島や徳之島の地図を記したパンフレットなど、およそ100枚をドライバーに手渡しました。
(奄美大島世界遺産センター 常田健輔事務局長)「奄美大島の森では、動物が出てくると認識してもらって、ゆっくりとした運転を心がける。これが最も大事」
奄美大島ではアマミノクロウサギのロードキルが3年連続で100件を超えています。
今年も8月末時点ですでに92件と100件に迫っています。