大型連休などの繁忙期に駐車場の混雑や周辺の渋滞が課題となっている「JR新青森駅」について、青森市の西秀記 市長は「西口の乗降場の工夫」と「冬場の除排雪」の強化を目指していると明らかにしました。
西市長は、29日の定例会見で新青森駅が駐車場の混雑によって周辺の渋滞が課題となっている現状について、市としての見解を述べました。
青森市 西秀記 市長
「西口側の駐車場や乗降場をうまく活用して、スムーズに利用してもらえるように、工夫をしていきたいと思っています」
新青森駅を巡っては、9月25日の県議会一般質問で、県の担当者が駐車場の渋滞解消のために、東口広場のエレベーター前に車両乗降場を新設する案と、駐車場の利用者と乗降場の利用者の動線を分ける案の2つを示し、具体的な対応を公表するよう市に求めていました。
西市長は、東口の活用については路線バスや観光シーズンの貸し切りバスへの影響から難色を示しました。
一方で、環境改善は「非常に重要」としていて、例年渋滞が悪化する冬場は夜間だけでなく、日中の除雪も行うなど除排雪の強化を目指して業者との協議を進めていくことも言及しました。