目の前でリチウムイオン電池が発火したら?
(林消防士長)
Q.リチウムイオン電池の発火の特徴は?
「熱暴走を引き起こすので、火花火炎を噴き出す。他の物品に燃え移りやすいので、付近に燃えやすいモノを置かないことも対策」
もしも、リチウムイオン電池が目の前で発火したらどう対処すべきなのでしょうか。
(林消防士長)
「まずは大量の水、もしくは消火スプレーをかける。できない場合は避難して様子を見る。収まった後に大量の水が入ったバケツにモバイルバッテリーを入れる。そして119番通報をしていただければ」

また、公共交通機関を利用中 発火に遭遇したら…
(林消防士長)
「突然 発煙・発火・破裂を起こす。大量の水もないと思うので、一度避難してほしい」
まずは、身の安全の確保が最優先です。そして、この先 暖房器具が必要な季節がやってきますが…
(林消防士長)
「暖房器具の周りに置いてしまっても、高温下の環境になってしまうため冬も十分気をつけて欲しい」
また、長期間放置している間に危険な状態になっている場合があるため、日頃の点検が大切だといいます。
(林消防士長)
「少し膨らんだり、充電時に熱くなったりしたら、不燃材のケースに入れて、廃棄を検討してほしい」
