今週、藤枝市の蓮華寺池公園に新たなシンボルができました。形がすこし変わったこちらの建物には、藤枝ならではの歴史が詰まっていました。
市民の憩いの場として親しまれる藤枝市の蓮華寺池公園。この公園に新たな賑わいづくりの拠点として、一風変わった形の施設がオープンしました。
<藤枝市民>「藤枝市の名所ができたと思います」
建物は木造2階建て。1階ではお茶を中心とした藤枝の名産品が販売され、カフェでは食事を楽しむことができます。市の施設を静岡鉄道や地元の茶商団体などが運営しています。
<TEA SEVEN協同組合 小野慎太郎代表>「こちらの建物、およそ120年前に藤枝のお茶を世界に向けて、貿易しようと試みた人たちの意思が詰まった建物になっています」
とんがり屋根が特徴的なこの建物。由来は明治30年ごろ建てられたとされる「藤枝製茶貿易商館」を再現しています。この商館は清水港の開港にあわせて建てられ、藤枝のお茶を世界に発信する拠点でした。
<地元住民>「シンボルだと思いますね。市民の方やここを通る皆さんは眺められたり、写真撮ったり絵を描く方がいっぱいいましたね」
しかし、老朽化などの理由から茶商館としての役目を終えていました。藤枝と世界をつないできたこの施設をなんとか残すことはできないか。市はとんがり屋根の引っ越しを決めました。この取り組みに地元の職人も力を貸します。
<渡邊商店 渡邊大輔さん>「市民の方々が(茶業発展の)星に願いを託しているということで、そのシンボルマークを復元できたらいいなということで、復元させていただいています」
市内で唯一、鬼瓦を作る会社は茶商館の瓦を復元しました。茶の発展の願いが込められた茶商館ならではの珍しい瓦も、見事に復元しました。
<TEA SEVEN協同組合 小野慎太郎代表>「120年後、さらに我々がいま、藤枝のお茶を海外に向けて発信できるように、ここを拠点にさらに販路を広げ藤枝市の魅力を伝えていく」
地元の歴史を後世に残す藤枝ならではの建物は、さらなる文化の発信と賑わいの拠点として生まれ変わりました。
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