石川県七尾市の能登演劇堂では27日俳優の仲代達矢さん率いる無名塾と能登の交流40周年を記念するトークショーが行われました。
無名塾主宰する仲代達矢さん
「随分危ない仕事も役者としてしてきた。だいたい役者は辛い事ばかりあると思って生きてきたから」

当時の写真を見ながら能登で育まれた40年の縁を振り返るのは無名塾を主宰する 仲代達矢さん。七尾市中島町にある「能登演劇堂」では27日、開館30周年と無名塾との交流40周年を記念するトークショーが行われました。トークショーは地震で被災した人たちに元気を届けたいと企画され、作品の思い出話や被災地でのボランティア活動などを語りました。

仲代達矢さん
「仲代にとって能登は第2のふるさと、かけがえのない場所。これからも共にありたい」
訪れた人は
「能登に対する思いがジーンと伝わってきた。ありがたい、本当に楽しかった」
仲代さんは「役者として出来る事で能登に恩返しをしたい」と訪れた大勢の人に感謝を述べていました。