年々寄付額が増えている「ふるさと納税」 駆け込み需要は県内各地で

「ふるさと納税」は、年々寄付額が増えていて、昨年度は全国で1兆2728億円となり過去最高を更新しました。ただ、ポイント競争が過熱して、本来のお世話になった自治体に恩返しする・応援をするという趣旨とかけ離れた部分もあり、制度改正となるわけです。

ポイント付与がなくなる前の駆け込み需要は青森県内でも軒並み起きています。
「ふるさとチョイス」というサイトの閲覧数ランキングで青森県のトップ10を調べました。青森テレビの取材では、2024年9月の寄付額と2025年9月の寄付額を比較すると、平川市は約7.6倍。つがる市では約3倍など伸びていることがわかります。

最近は、寄付を集めるために、返礼品も様々なものが登場しています。こちら、平内町だと「お墓の掃除・お参り代行サービス」というのがあります。また、おいらせ町では町内の団体が造った「野球のカウントボード」というのもあります。

こうした魅力あふれる返礼品は、制度が改正されあとも継続して寄付を呼び込む大きなポイントになりそうです。