「障がいを知り、共に生きる」をテーマに、「あいサポート・アートとっとり祭」が、27日から鳥取県倉吉市のエースパック未来中心で始まりました。

「あいサポート運動」は、障害者が暮らしやすい社会を作るため鳥取県が2009年から始め全国へ広がりました。

イベントは障害のあるなしに関わらず誰もが楽しめるもので、音楽やダンスなどのステージを中心にワークショップやマルシェなども開かれ、多くの人で賑わいました。

鳥取県内の障害者が描いた絵や文字を使用したデザイン「山陰ご当地フォント」を紹介するブースもあります。

現在、このフォントを活用したステッカーが全国のファミリーマートの「ファミマプリント」で購入できるようになっていて、デザイナーらがステージに立ちその概要などについて紹介しました。

山陰ご当地フォントプロジェクト 松下真理子さん
「こういう取り組みが鳥取だけではなく47都道府県で広がっていって、みなさんの元に障害のある方の描いた魅力や作品が届くことを最終目的にしたいと思っています」

このイベントは28日も開催されます。