きょう公表された民間企業で働く人の平均給与。478万円と統計開始以降、最も高くなったのですが、給与アップを実感できるまでには至っていないようです。

平均18万円アップした民間の給与。高騰する物価に追いついていますか?

30代
「追いついてない」
20代
「追いついてないと思います」

30代
「外食を控えて、極力自炊するとか」

きょう、東京・新宿にある小田急百貨店では、一日限定の家計応援企画が…

70代
「10%オフはすごく助かりますよね、いろいろ高いので」

国産黒毛和牛に、いまが旬、北海道の生サンマなど、生鮮食品およそ1200品目が全品10%オフ!

50代
「今日は結局、魚メインで買いました。マグロです。これはお買い得で嬉しいです」

物価高でセール会場は大盛況!

国税庁がきょう公表した統計によると、民間企業で働く人の去年1年間の平均給与は478万円。前の年と比べ18万円アップ、4年連続の増加となり、統計開始以降、最高となりました。

しかし、給与は増えど、この物価高。家計の負担が8万7000円ほど増加するという試算もあるなか、街の声は…

30代
「年収の額面が年々(上に)推移している割に、生活のゆとりレベルがあんまり変わっていない」
40代
「物価高に対して(昇給が)ちょっと足りないかなって。あんまり高いお肉とかは買わなくなったかなって…」
40代
「スーパーに行ったら、お値引きシール品を買ったりとか」

ほとんどの人が、物価の高騰に給与が追いついていないといいます。

40代
「子どもたちも成長していくので、もっと暮らしやすかったり、子どもたちが困らないような。このままずっといっちゃうとね、心配ですけども」