富山県のブランド戦略「寿司といえば、富山」を盛り上げようと、魚津水族館でユニークな企画展が開催されています。

魚津水族館で開催されている「寿司展」。
コンセプトは「大人も楽しめる企画展」です。特に水族館という場での魚の食レポという新たな切り口が好評となっています。


すしの歴史や職人の技など、飼育員が直接取材した内容をパネルや映像でまとめています。
中でも注目を集めているのが、通常では、すしネタにならない魚の「食レポ」です。飼育員の正直なレビューが目を引きます。




長野から「面白いです。実際に動いている魚がネタになっているので。これ食べるのか…みたいな。お寿司食べて帰ろうか」


すしになれるフォトブースも人気です。


福井から「入場券がすしの時点でちょっとおかしいなとは…。タブーじゃないですか、水族館で食べる話するのって。歓迎なんや、と思って」


魚津水族館 小野理子飼育員「(水族館で)おいしいとか言ったらだめだよ、みたいな空気があったりするんですが、おいしそうに見えるということは魚たちも健康な証拠なので。ぜひいっぱいいろんな感想を言いながら、企画展も見ていただけたらなと思います」




9月27日28日、10月25日26日は、館内で掲示されているすしパネルを探して、そのネタの値段を予想するクイズラリーも開催しているということです。「寿司展」は11月3日まで開催されます。

