収穫の最盛期を迎えている「シャインマスカット」の品質を競う品評会が、きょう、山形市で開かれました。
今年はさまざまな農作物が夏の猛暑の影響を受ける中、シャインマスカットの出荷量は、去年を上回る見込みです。
糖度は最高で20度超え!光り輝く極上の一粒、シャインマスカットです。

きょう開かれた品評会には、県内各地から47点が出品され審査員が粒の大きさや粒揃い、色、糖度などを審査しました。

JA全農山形などによりますと、今年は6月から8月にかけて高温少雨が続き、粒の大きさや品質への影響が懸念されていましたが、例年よりも成熟が早まり、糖度が高く高品質に仕上がっているということです。
審査の結果、今年は、天童市の原田知枝さんが、最優秀賞に輝きました。

県農業総合研究センター 園芸農業研究所 佐藤光明 所長「皮ごと食べれて種がない、そして甘い、そういう特徴がある。ぜひお年寄りからお子様までみなさまお買い求めいただいて、山形のぶどうシャインマスカットをぜひご堪能いただければ」

シャインマスカットの収穫は来月上旬まで続き、今年は去年の出荷量を50トン上回る700トンを見込んでいるということです。
