NHKの「ニャンちゅうワールド放送局」の「ニャンちゅう」役などをつとめ、現在、ALS(筋萎縮性側索硬化症)で闘病中の声優・津久井教生さんがブログを更新。背中の体幹が衰えてきたことを明かしました。

津久井教生さん 自身のブログより

津久井さんは「ALSの進行で背中の体幹が落ちてきました」と報告。「介護ベッドを75度にしてバスタオルを背中に入れて」「バランスが取れていたのですが危なくなってきたのです」と、これまでの対応を明かしました。

自身の体幹について「よく発病から6年弱頑張ってくれました」「足から発症したALSも体幹の良さで杖を足のように扱ったりしました」「足も手も背中も動かなくなるギリギリまで頑張って体を支えてくれました」と振り返り「本当に感謝しています♡」と、自身の身体に感謝を伝えています。

津久井教生さん 自身のブログ投稿より



津久井さんは「ALSの嫌なところはどんなにトレーニングしても」「嘲笑うかのように進行していくところ」とその怖さを綴りつつ「なぁ~かなか手強いですね~」と自身を鼓舞。「進行が進むと楽しみにしている食事と」「大切に続けている口腔ケアをする事が危うい」と分析しつつ「って、こういうふうに考えることはできるのです♡」と、考えることは十分に出来る状態だと自負しています。

津久井教生さん 自身のブログ投稿より



「ALSに罹患したのですから想定内です♪」と泰然とした気持ちの津久井さんは、「さぁ~また次の工夫を考えまぁ〜す♪」と前向きに状況に取り組む姿勢を明らかにしています。

津久井教生さん 自身のブログ投稿より



2024年10月10日のブログで、津久井さんは「2024年10月になりました。私がALS(筋萎縮性側索硬化症)に罹患していると公表して5年が経過したことになります」「病状の進行の早さからすると 5年も生きていてすごいと思います。家族と介護に携わってくださった皆さんに感謝です」と、闘病を支えてくれている周囲への感謝を投稿。

津久井教生さん 自身のブログ投稿より

続けて「病気はいきなり目の前に現れるのです! どうか皆さん、日頃の健康チェックを大事にしてください 健康診断も出来るだけしましょう!予防医療も進化していますから」とファンへ呼びかけていました。

津久井教生さん 自身のブログ投稿より



津久井さんは、人気アニメ作品【ご近所物語】の「西野ジロー」役や、【アリスSOS】の「トシオ」役などをつとめていました。

【担当:芸能情報ステーション】