伊勢湾台風からきょうで66年。多くの犠牲者が出た名古屋で慰霊祭が行われました。

この慰霊祭は伊勢湾台風の犠牲者を悼み、毎年名古屋市が開いています。1959年9月26日に紀伊半島に上陸した伊勢湾台風で、愛知県と三重県を中心に5000人を超える犠牲者が出ました。

名古屋市も市内の約3分の1が浸水し、死者・行方不明者は1851人に上りました。きょうの慰霊祭には広沢一郎市長や市の職員らが出席し、慰霊碑の前に花を手向けました。

(名古屋市 広沢一郎市長)
「同じような勢力の台風が来ても、一人の犠牲者も出さない。そのような町を作っていきたい」