1月から8月までに発生した岩手県内の労働災害による死傷者は838人で、2024年の同じ時期と比べて68人増えました。

岩手労働局によりますと、1月から8月までに岩手県内で発生した労働災害で、4日以上休業した死傷者の数は838人で、2024年の同じ時期と比べて68人、率にして8.8%増えました。
このうち死者は3人で、2024年の同じ時期と比べて4人減りました。
事故の種類では床が滑って転んだり、通路の障害物につまずいたりする「転倒」が267人と最も多く、次いで「墜落・転落」が137人となっています。

転倒は路面などが凍結する冬に多く発生することから、岩手労働局は今後、労働災害の防止対策の推進を呼びかけることにしています。