アメリカIT大手・マイクロソフトは、イスラエル軍へのクラウドサービスの提供を一部停止すると発表しました。イスラエルがガザ市民の監視データを保存していたことがわかったためとしています。
この問題は、イギリスのガーディアン紙が先月、報じたものです。
イスラエル軍が2022年以降、ガザやヨルダン川西岸地区の市民の通話を傍受した大量のデータをマイクロソフトのクラウド上に保存しているとされていました。
マイクロソフトの利用規約では民間人の大量監視のために技術を使用することを禁止していて、報道を受け、マイクロソフトが調査・検証していました。
マイクロソフトは25日、イスラエル軍がオランダで利用していたクラウドサービス「アジュール」で報道内容の一部を裏付ける証拠が見つかったとして、イスラエル国防省に対し、クラウドサービスの提供を一部停止すると通知したということです。具体的な内容は明らかにしていません。
マイクロソフトはガーディアン紙の報道に感謝したうえで、「当社は原則と倫理に導かれる企業であり続ける」などと強調しています。
注目の記事
物価高対策は実現する?「地方交付金」「年収の壁」「5年で100万円増」…自民党総裁選 5人の政策を比較【Nスタ解説】

「腹が立つ。行く気持ち失せた」"奪われた"万博チケット...誰かが不正ログイン→勝手に譲渡されていた!博覧会協会は『返金・再交付できない』警察への被害届は『受理されない』

服にくっついてイラッ「ひっつき虫」の世界 対処法は?実は“あの製品”開発のヒントにもなっていた

「亡くなっても家族を助けてくれている」奥能登豪雨1年 中3・喜三翼音さんが家族に残した“生きる源”

「つらかった過去にひとつの区切りを」小倉美咲さん行方不明から6年 母親が献花台を閉じる 山梨・道志村

蚊は“世界で最も危険な生き物の一つ” 涼しくなってこれからピークに 昼間に活発なのは「やぶ蚊」夜に活発なのは「いえ蚊」刺されやすい人の特徴は?就寝時の対策は?
