県立木曽病院が、来年4月から分娩の受け入れを停止することを受けて、阿部知事は妊産婦への支援策を早急に取りまとめる考えを示しました。
9月定例県議会はきょう開会し、阿部知事は議案説明で分娩を扱う医療機関の減少への対応について触れました。

阿部知事:「妊産婦の皆様が遠方の医療機関でも安心して出産できるよう健診や出産に係る交通費助成の拡充や病院間の患者情報の共有の仕組みづくりなどを検討してまいります」
中でも、県立木曽病院が来年4月から分娩の受け入れを停止するため、木曽地域では緊急の課題とし早急に支援策を取りまとめると述べました。

県は、9月県議会に賃上げにつながる中小企業の取り組みへの支援などを盛り込んだ一般会計で74億6000万円余りの補正予算案を提出しました。

9月県議会は10月10日まで16日間行われます。