鹿児島県内でバイクを盗まれる被害が相次いでいます。今年に入ってわかっている被害はおよそ100件で、去年の2倍以上に増えています。

県警によりますと、県内では今年に入ってオートバイを盗まれる被害が相次ぎ、分かっているだけで今年8月までに96件と、去年の同じ時期にくらべ2倍以上に増えています。

盗まれた場所は、自宅やマンションの駐輪場が多いということです。

また、96件のうち4割はエンジンキーがささったままでしたが、残る6割はエンジンキーがついていないにも関わらず盗まれたということで、県警は注意を呼びかけています。

(記者)「鹿児島大学にはバイクがずらりと並んでいます。増加する窃盗を学生はどう感じているのでしょうか」

(学生)「盗まれないように鍵は何度も閉めたか、確認するようにしている」

(学生)「原付バイクを盗まれたという話は聞いたことがある。ハンドルロックは絶対かける。大事にしているので盗まれたら悲しい」

県警は対策として、
▼U字ロックなどで二重ロックを徹底する
▼バイクカバーをかぶせる
▼防犯アラームを活用すること
などを呼びかけ、「手間を惜しまず防犯対策を徹底してほしい」とコメントしています。