サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」。
2011年、FIFA女子ワールドカップで歴史的な世界一になったことを覚えている方も多いのではないでしょうか。そのピッチに、若干20歳で立った北海道出身の選手がいます。
熊谷紗希選手(34)です。
2008年、高校2年生で日本代表に初めて選出されてから代表メンバーに定着。あの世界一を決める決勝戦でもスタメン出場し、優勝を決めるペナルティキックを成功させました。
翌年2012年のロンドン五輪でも銀メダルを獲得。
その後、キャプテンとなった熊谷選手は数々の世界大会で日本代表を牽引していきました。
日本代表としての試合出場数は162と歴代2位となっています(2025年6月27日現在)。
熊谷紗希選手は、2025年9月6日、サッカー・イングランドのトップリーグ「イングランド・ウィメンズ・スーパーリーグ」のピッチに立ちました。

これでドイツ、フランス、イタリアに続いて、欧州5大リーグの4か国目のリーグに出場。海外リーグ15シーズン目、出場試合数を276に伸ばしています。
そんな彼女には故郷・北海道での「原点」がありました。